日銀は14日から連続指値オペを開始し、10年国債利回りを0%プラスマイナス0.25%のレンジに抑え込む姿勢を鮮明にしている。中央銀行が一定のレベルで無制限に買い支えると公表している以上、当面、それに逆らう動きは出ないだろう。つまり、日銀は実質的な口先介入で公約した変動幅を維持できることになり、低コストによる効果的な施策と言えるかもしれない。 もっとも、それはあくまで「当面」に限った話だ。 連続指値オペにより長期国債の買い入れが増加し、当座預金の超過準備が急増した場合、日銀はマネタリーベースが市中銀行の貸し出しを通じてマネーストックを増大させ、インフレを加速させることがないように、何らかの手...
-
POINT 01無料記事
(14,000本)
が読み放題 -
POINT 02オンライン
セミナー参加 -
POINT 03記事・銘柄
の 保存 -
POINT 04コメント
フォロー