【NQNニューヨーク=川内資子】2日の米国債市場で長期債相場が横ばいを挟んで5営業日ぶりに反落し、長期金利の指標となる10年物国債利回りは前日比0.13%高い(価格は安い)1.87%で終えた。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が2日の議会下院での証言でインフレ警戒姿勢を改めて示した。ウクライナ情勢の緊迫で経済の不透明感が高まるなかでも、FRBは金融政策の正常化を進めるとの見方が強まり債券売りが優勢となった。 ■にじむインフレへの警戒 「非常に厳しく不確実性の高い時に、我々がさらに不透明感を加えることは避けたい」。2日の議会証言に臨むパウエル議長の姿勢はこの発言に集約された感があった。ウ...
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