【NQN香港=桶本典子】先週末のアジアの株式相場はほぼ全面安の展開となった。だが、そのなかで中国・上海総合指数は午前終値が前日比2.1%安と、3%超下げた香港ハンセン指数や、2.4%安だった日経平均株価に比べ下値の堅さが目立った。中国本土株市場で時価総額が最大の酒造の貴州茅台酒(マオタイ)をはじめ、このところ大手企業の株価防衛策が相次ぎ、投資家心理を支えている。 ■異例、相次ぐ「1~2月期」業績発表 「『マオタイ式』株価防衛は効果絶大」――。中国メディアの新浪網は10日、こんな記事を掲載した。貴州茅台酒は8日朝、1~2月期が前年同期比で増収増益になったと発表した。2カ月間という短期の業績発...
-
POINT 01無料記事
(14,000本)
が読み放題 -
POINT 02オンライン
セミナー参加 -
POINT 03記事・銘柄
の 保存 -
POINT 04コメント
フォロー