【QUICK Market Eyes 大野 弘貴】先週の米債市場で米7年債利回りが米10年債利回りを上回る逆イールドが発生した(薄い青線)。通常、景気拡大が見込まれることで、債券市場は満期までの期間が長い債券ほど高利回りを要求する。ただ、足もとの状況は投資家が将来の利下げを見込むことで、より期間の長い債券を買い入れる状況となっている。逆イールドの中でも、特に注目度が高いのは米2年債利回りと米10年債利回りだ。足もとは順イールドとなっているが、2-10年のスプレッド(濃い青線)は急速に縮小している。
■逆イールドの示唆する未来
これまで、2-10年で逆イールドが発生した後は高い確率で景気...
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