【NQNニューヨーク=横内理恵】決済サービス大手ブロック(旧スクエア、SQ)が成長期待をつないだ。5日夕発表の2022年1~3月期決算は暗号資産(仮想通貨)のビットコイン取引サービスが落ち込んだが、それを除けば底堅さをみせた。個人向け決済サービス「キャッシュアップ」の拡大が続き、1月末に買収手続きを完了した後払い決済サービス、豪アフターペイも成長に寄与する。決算発表後の時間外取引で株価は10%あまり上昇する場面があった。
■市場の関心は「キャッシュアップ」
1~3月期の売上高は前年同期比22%減の39億ドルとQUICK・ファクトセットがまとめた市場予想(41億ドル前後)を下回った。変動...
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