【NQNニューヨーク=川上純平】米国で金利動向に敏感な住宅市場が冷え込んでいる。住宅ローンの申請件数は22年ぶりの低水準に落ち込む。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めの悪影響が色濃く、景気の先行きに影を落としている。 米抵当銀行協会(MBA)が8日発表した週次調査によれば、住宅ローンの申請規模を示す指数は前週から6.5%低下し、2000年以来の低水準となった。1年前との比較では約6割も減少した。FRBの利上げを受け、住宅ローン金利が今年に入り急激に上昇。インフレで住宅価格も高騰し「住宅を初めて購入する人にとって厳しい状況」(MBAで経済予測を担当するジョエル・カン氏)になっている。 ...

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