【NQNニューヨーク=川上純平】米債券市場で景気後退の予兆が再び出現した。国債利回りで2年物が10年物を上回る「逆イールド」が2カ月ぶりに発生した。米連邦準備理事会(FRB)がインフレ退治のため利上げを急ぐとの見方が増えており、市場関係者が米景気の先行きに警戒感を強めている。
2年債の利回りは13日に前週末比0.31%高い(債券価格は安い)3.37%で終え、同0.20%高い3.36%で終えた10年債の利回りを小幅ながら上回った。金融政策の影響を受けやすい中期債の利回りが長期債以上に上昇し、積極的な利上げが米景気の冷え込みにつながるとの見方を映した。前回の逆イールドは短命に終わったが、景気後退...
-
POINT 01全記事(15,000本)が
読み放題 -
POINT 02金融市場関係者の
注目ニュース
ランキングが見られる -
POINT 03過去20期分の
業績データを
ダウンロードできる -
POINT 04企業の公開情報を
メール通知 -
POINT 05アナリストの予想や
指標を使った
銘柄発掘ツールが使える -
POINT 06セミナー動画が
見放題