【日経QUICKニュース(NQN) 編集委員 永井洋一】米国経済がスタグフレーション(景気後退と物価高の併存)に陥るリスクが高まり、米株式相場が連日で急落している。「コロナバブル」に沸いた米個人投資家の株式保有額は評価損も含めて1000兆円減少したとみられる。米国、さらに世界経済は10年程度に一度は起きる景気循環上の後退局面に向かうのは避けられないと市場はみている。最悪のケースだと構造不況に陥る可能性も排除できない。
■株安、米家計に打撃
13日の米株式市場でダウ工業株30種平均の下げ幅は一時1000ドルを超え、年初来安値を更新した。S&P500種株価指数は年初の最高値からの下落率が「弱...
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