【NQNシンガポール=編集委員 今 晶】国際金融市場で日銀の金融政策を巡り、投資家の取引戦略が二分化している。外国為替市場では日銀が積極緩和の姿勢を崩さないのを根拠に円売り・米ドル買いなどのスタンスを保っている。これに対し債券市場では「円安に歯止めをかけるために日銀は緩和策の修正を迫られる」との思惑から先物主導で売り持ち高を増やしている。
円相場は日本時間15日早朝に1ドル=135円台半ばまで売られ、約24年ぶりの円安・米ドル高水準を更新した。米国の利上げ加速観測と「動かぬ日銀」を背景に日米の長期金利の差は3%を大きく超えている。市場では「3%超の金利差は円安を定着させる」との経験則があり...
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