【NQNニューヨーク=張間正義】米長期金利が低下基調を強めている。インフレ抑制を最優先する米連邦準備理事会(FRB)の「無条件(unconditional)」の金融引き締めが景気後退を招くとの見方が増えているためだ。市場ではFRBが雇用の最大化と物価安定という「デュアル・マンデート(2つの使命)」の政策目標を事実上、放棄したとの見方も出ている。 23日の米債券市場で長期金利の指標となる10年物国債利回りは前日比0.07%低い(価格は高い)3.09%で終えた。一時は3.00%と2週間ぶりの水準に低下した。長期金利は、FRBが約27年ぶりの大きさとなる0.75%の利上げを決めた15日の会合前日に...
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