【日経QUICKニュース(NQN) 田中俊行】トルコ経済の悪化に歯止めが掛からない。世界的な資源高などが影響し物価上昇率は歴史的な高水準を記録している。それでも政治的な圧力を踏まえると、トルコ中銀が金融引き締めに転じるとは想定しづらい。規制当局が6月に通貨リラの防衛を狙った策を講じて外国為替市場では一時的にリラ買いが優勢になったものの、リラは早くも押し戻され始めている。 トルコ統計局が4日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比78.6%上昇と、1998年9月以来、約24年ぶりの高い伸びとなった。資源高やリラ安の影響で、交通費や食料品価格が急上昇している。さらに不動産価格や家賃の...
-
POINT 01無料記事
(14,000本)
が読み放題 -
POINT 02オンライン
セミナー参加 -
POINT 03記事・銘柄
の 保存 -
POINT 04コメント
フォロー