【NQNニューヨーク=川上純平】米債券市場で米連邦準備理事会(FRB)の将来の利下げ転換を織り込む動きが進んでいる。米国が景気後退に陥り、ゆくゆくは利下げによる経済の下支えが必要になるとの見方が強まっているためだ。長期金利は低下が続き、2年債の利回りを再び下回って景気後退の予兆とされる「逆イールド」が発生した。 長期金利の指標となる10年物国債利回りは5日、前営業日の1日に比べ0.07%低い(価格は高い)2.81%で終えた。FRBの積極的な金融引き締めで景気が冷え込むとの見方から安全資産とされる米国債に買いが続いた。一方、金融政策の影響を受けやすい2年債利回りの低下幅は相対的に小さく、0.0...
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