【NQNロンドン=菊池亜矢】5日の欧州外国為替市場でユーロが急落し、対ドルで約20年ぶりの安値を付けた。ロシアからの天然ガス供給への懸念が急速に高まり、エネルギー高による欧州景気の下押し懸念が一気に強まった。欧州が年内に景気後退入りするとの予想も増え、ユーロを手放す動きが加速。1ユーロ=1ドルの「等価(パリティ)」割れを見込む声が増え始めている。
5日の欧州の金融市場では市場参加者のリスク回避姿勢が強まった。ドイツや英国などの主要株価指数は2%あまりの下落となり、債券市場では主要国を中心に国債利回りが軒並み低下した。ユーロは一時1ドル=1.0236ドル近辺まで下落し、2002年12月...
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