【日経QUICKニュース(NQN) 加治屋雄基】外国為替市場で円相場が急落した。日本株が急反発するなど投資家の過度なリスク回避姿勢が和らぎ、「低リスク通貨」とされる円には売りが膨らんだ。しかし、トランプ米政権の関税政策を巡る懸念は拭えていない。投資家が積極的に運用リスクをとる「リスクオン」の雰囲気にはほど遠く、円高リスクを指摘する声は根強く残っている。
4月8日の東京市場で一時1ドル=148円12銭まで売られた円は147円28銭近辺までじりじりと下げ渋った。貿易戦争を避けるため、欧州連合(EU)が米国と交渉する姿勢を示したことで世界的な景気下振れ懸念がやや後退。8日に日経平均株価が一時210...

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