東京証券取引所が7月6日発表した1日時点の裁定取引に係る現物ポジションで、買い残は前週に比べて907億円減の6671億円だった。4週連続で減少した。一方、売り残は2043億円増の4768億円だった。3週連続で増加した。 <金融用語> 裁定取引とは 裁定取引とは、価格変動において、同一の性格を持つ2つの商品の間で、割安な方を買い、割高な方を売ることにより、理論上リスクなしに収益を確定させる取引のこと。アービトラージともいう。 マーケットの価格が理論価格に近づき、乖離(かいり)がなくなることで、割高・割安な状態が解消された場合に、反対売買を行うことによって収益化する。 現在、裁定取引が活...
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