【NQNニューヨーク 古江敦子】今週(7月11~15日)の米株式市場は神経質な展開か。週後半、2022年4~6月期決算の発表が金融大手から本格化する。13日発表の6月の米消費者物価指数(CPI)については前年同月比の上昇率が約40年ぶりの高水準を更新するとの予想もあり、米連邦準備理事会(FRB)の利上げ加速を意識した株売りが強まる可能性がある。 金融大手の決算発表 前週のダウ工業株30種平均は2週ぶりに上昇し、週間の上げ幅は240ドル(0.8%)だった。週内に発表された6月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨は新しい材料に乏しく、幅広い銘柄が買い直された。年初から下げがきつかった...
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