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岸田首相が3年間で何がしたいのか明瞭でない（日本株ストラテジー）
【QUICK Market Eyes 片平 正二、川口 究、大野 弘貴】８日に安倍元首相が銃撃されて死去したことを受け、ＵＢＳ証券は11日付のリポートで「市場への影響は中立ややネガティブと見ている」との見解を示した。政治面では岸田首相の政策に対する裁量の余地が大きくなるだろうとしながら、「岸田首相がこの先の安定した３年間で本当は何がしたいのかということは明瞭になっていない」と指摘。安倍元首相が財政拡張を指向し、岸田首相に対して、2025年度までにプライマリーバランスを黒字化するという財政目標に固執しないよう圧力をかけていたとしながら、「安倍元首相がいなくなることで自民党内の財政タカ派が発言力を...
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