【NQNニューヨーク=張間正義】13日の米債券市場で長期金利は乱高下した。米物価指標の上振れを受け、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが加速するとの警戒感から幅広い年限の国債に売りが先行した。売り一巡後は長期債に景気後退入りを見込んだ買いが入り、長期金利は急速に低下した。次回7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で通常の4倍にあたる1%の利上げを織り込む動きが広がった。 長期金利の指標となる10年物国債利回りは前日比0.04%低い(価格は高い)2.93%で終えた。朝方発表の6月の米消費者物価指数(CPI)の上昇率は前年同月比9.1%と40年半ぶりの高い伸びとなり、市場予想(8.8%)を...

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