【日経QUICKニュース(NQN) 長谷部博史】トルコリラが最安値圏に沈んでいる。トルコ中央銀行は21日の金融政策決定会合で、政策金利の据え置きを決めた。原油高を背景に歴史的なインフレに直面しているにもかかわらず、エルドアン大統領の下でトルコ中銀は利上げに踏み込めずにいる。ファンダメンタルズ(基礎的条件)の脆弱性を突いたリラ売りが続き、対ドル相場は昨年末に付けた最安値(1ドル=18リラ台)更新が視野に入る。 ■外貨準備に懸念 トルコ中銀は21日、主要な政策金利である1週間物レポ金利を年14%で据え置くと決めた。据え置きは7会合連続。米連邦準備理事会(FRB)や欧州中央銀行(ECB)といっ...
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