【QUICK Market Eyes 本吉亮】日経平均株価は7月以降に騰勢を強め、8月5日には終値ベースで2カ月ぶりに2万8000円の大台を回復した。欧米株式相場の上昇など地合い好転を背景に、外国人投資家主体の買いが相場上昇をけん引してきたとみられるが、GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)のリバランス実施よる買いも相場の追い風となっているかもしれない。
■2四半期連続のマイナス
GPIFが5日に発表した2022年4~6月期(1Q)の運用実績は-1.91%の3兆7501億円の損失で、2四半期連続のマイナスとなった。運用資産別では、国内株式が-3.68%(1兆8120億円の損失)、国内...
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