【株式会社武者リサーチ 代表 武者 陵司 氏】長期経済展望に当たって最も大事なことは「地政学、換言すれば世界を統治するスーパーパワーとの関係性」であろう。この地政学環境が第二次安倍政権の登場とともに劇的に変わった。 近代、明治・大正の繁栄を支えたのは日英同盟であった。しかしアメリカ、イギリスを敵とした戦争に負けてすべてを失った(1945年)日本が再び大きく飛躍したのは、1950年の朝鮮戦争と冷戦の勃発以降である。サンフランシスコ講和条約(1951年)以降日米同盟の下、1950年から1989年にかけての40年間に日経平均株価は400倍(年率16%)と大きく上昇した。この大繁栄の背後にあったのは...
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