【NQNニューヨーク=川上純平】米国で住宅販売が一段と失速している。価格やローン金利の高止まりが購入の手控えを招いているためだ。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締め姿勢が緩むとの期待は現時点で薄く、住宅販売の回復は当面見込みにくい。 「失望的だ」。23日発表の住宅指標をみて金融市場の関係者はため息をついた。7月の米新築住宅販売件数は年換算で前月比12.6%減の51万1000件と2016年1月以来、6年半ぶりの低水準に落ち込んだ。市場予想の57万4000件を大幅に下回った。 ■金利高止まりで住宅購入手控え、PMIも予想下回る 価格の高止まりが続き、住宅の購入をためらう人は増えている。7...
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