【日経QUICKニュース(NQN)】29日の東京株式市場で三菱自(7211)の株価が反発した。前週末比7円(1.3%)高の540円まで上昇した。終値は538円だった。JPモルガン証券が26日付で、目標株価を従来の400円から550円に引き上げ、材料視されている。投資判断は3段階で真ん中の「ニュートラル」で据え置いた。
JPモルガンの担当アナリスト、岸本章氏は同日付の投資家向けリポートで「構造改革効果の発現時期の見極めに加え、電動化戦略におけるアライアンスの活用とシナジー効果について注目」とみていた。中期的に「ルノー・日産アライアンス連合でのシナジー効果の総出力にも注目する」とした。