※「オムディア」の南川明シニアコンサルティングディレクター
【日経QUICKニュース(NQN) 北原佑樹】半導体市況が調整局面に入った。専門家は半導体市場の先行きをどう見るのか。英インフォーマの調査ブランド「オムディア」の南川明シニアコンサルティングディレクターは半導体市況は2023年後半にも底入れすると予想する。
――今回の調整は何がきっかけに起き、いつまで続くのでしょうか。
「ここ2年あまりの旺盛な設備投資によってメーカーの生産能力が上がり始めたところに、パソコンやスマートフォンの消費が減り始めたことが調整のきっかけだ。半導体市場は過去20年、個人消費に支えられて年平均で7%成長して...
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1年前くらいから半導体株が業績に先行しての株価下落していましたが、やはり調整局面入りしていたんですね。