米国でいまのインフレは「Sticky Inflation」(粘着性のあるインフレ)と呼ばれている。物価高の粘着度が強いのだ。幅広い食品が3~5割程度、値上がりした。ディスカウントもあるが、わずかなものだ。米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、トイレットペーパーからヌードルまでスーパーの品不足は解消したが、値引きはパンデミック(疾病の世界的流行)前の水準に戻っていないと報じた。30日発表の8月の米個人消費支出(PCE)価格指数は前年同月比6.2%上昇と7月の6.4%から伸びが鈍化したが、米連邦準備理事会(FRB)が重視する変動の大きい食品とエネルギーを除いたコアPCE価格指数は前月比0.6%上...

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