(この記事は今週のマーケットエッセンシャルの要約です)
世界の国債相場が下げ止まらない。為替ヘッジ付きの外債投資をしていた場合、ベンチマークとなる債券指数は9月だけでも4・3%値下がりし、「クラッシュ(暴落)」といっていい状態。その重圧で日銀の保有国債の含み損は2兆円を超えたもようだが、損失はまだ序の口の可能性もある。
銀行などの機関投資家は国内債を若干上回る利回りの確保を目的に、為替ヘッジ付きの外債投資に積極的に取り組んできた。仮に保有していたのが銘柄コード2511のようなヘッジなし外債だったのならば、円安に伴う為替差益を享受でき、債券本体の「暴落」の影響を吸収できたが、現実には同251...

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