【QUICK Market Eyes 大野 弘貴、片平 正二】年末が近づくにつれ、日銀の次期総裁に関する憶測が公然と飛び交うようになってきた。米調査会社ユーラシア・グループは12日付リポートで日銀の金融政策について、通貨安によるエネルギーや食料の輸入価格上昇は、インフレに対する岸田首相の苦悩につながっているとしつつも、黒田日銀総裁は急速な円安を助長してきた金融政策を変更する気配がないと指摘した。この姿勢は、着実に金利を引き上げている各国の中銀の中で異端であるとし、円安の主な主因になっているという。 黒田総裁の任期は2023年4月までとなっているが、後継候補は雨宮現副総裁か中曽前副総裁の二人に...
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