【日経QUICKニュース(NQN) 船田枝里】国内債券市場で、利回りが長期金利の指標となる新発10年物国債の商いが薄い。10月に入ってから取引が成立したのは、17日までの10営業日で5営業日だけだ。出来高も前月に比べて大きく減っている。日銀が長期金利の上限を抑え続けていることで、市場では「10年債だけ割高感が出ている」との声が多い。海外金利の上昇(債券価格の下落)を受けて長期債以外の金利が上昇するなか、投資家は10年債の取引に慎重姿勢を強めている。 ■背景にYCC 17日の国内債券市場で、新発10年債は15時すぎにようやく取引が成立した。取引成立は13日以来2営業日ぶりだ。6~12日には4...
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