【日経QUICKニュース(NQN)】20日の米株式市場の時間外取引で、SNS(交流サイト)関連株が軒並み下落している。フェイスブックを運営するメタプラットフォームズ(META)は通常取引を前日比1.3%安の131.53ドルで終えた後、時間外では124ドル台後半と終値を5%あまり下回る場面もあった。写真・動画共有アプリのスナップ(SNAP)株が四半期決算の発表後に急落し、関連株に連想売りが広がっているようだ。
スナップ株は時間外で通常取引の終値から約26%急落する場面があった。20日夕に発表した2022年7~9月期決算で赤字幅が拡大し、売上高が市場予想を下回り、失望売りが膨らんだ。時間外では同業にも売りが及び、画像検索・共有サービスのピンタレスト(PINS)株は一時9%近く下げたほか、グーグルの親会社のアルファベットは約3%下落する場面があった。