【QUICK Market Eyes 大野 弘貴、丹下 智博】野村証券は7日付のクオンツリポートで、米連邦公開市場委員会(FOMC)後のS&P500種株価指数のインプライドボラティリティについて、ボラティリティは1カ月物で大きく低下している一方、3カ月物以上の期間ではほぼ変化がみられないと指摘した。米株市場で楽観が強まっていた場合、プットのボラティリティが3カ月物以上の期間でも低下するはずであるとし、FOMC後のVIX低下はあくまでもイベント通過による短期オプションの手仕舞いが影響しているに過ぎないとの見方を示した。
また、ディーラーのガンマポジションも足もとでは再びショートに転じていると指...
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