【NQNニューヨーク=川上純平】「歓迎すべきニュースだ」。10日の金融・資本市場はこうした声であふれた。世界中が関心を寄せていた10月の米消費者物価指数(CPI)は市場予想を下回り、米連邦準備理事会(FRB)による利上げペース減速を織り込む動きがマーケットで急速に広がった。ただ、CPIへの影響が大きい家賃など住居費の上昇はむしろ加速している。インフレが今後も鈍化し続けるかは不透明さが残る。 10月のCPI上昇率は前年同月比7.7%と前月(8.2%)から縮小した。市場予想は7.9%で、これも下回った。11月の米連邦公開市場委員会(FOMC)では0.75%だった利上げ幅は、12月の会合では0.5...
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