【NQNニューヨーク=古江敦子】業績の底入れは近づいている。エヌビディアが16日夕に2022年8~10月期決算と併せて開示した22年11月~23年1月期見通しで売上高総利益率が市場予想を大幅に上回った。データセンター向けの好調が続くほか、ゲーム部門も持ち直す。最悪期は過ぎたとの安心感から株価は時間外で上昇したが、中国の需要低迷への警戒感から上値を追う動きは限られている。
■利益率改善
8~10月期の売上高は前年同期比17%減の59億3100万ドルと3年ぶりの減収となった。景気減速の影響でゲーム部門が51%減と落ち込みが深くなった一方、データセンター部門が31%増と堅調を維持した。同部門で...
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