【QUICK Market Eyes 片平 正二】ゴールドマン・サックスは16日付のリポートで、利上げ局面の最終的なFF金利の到達水準であるターミナル・レートの予想を5.00~5.25%とし、従来予想(4.75~5.00%)から25bp引き上げた。同社は12月に50bp、23年2月と3月に25bpの利上げを予想していたが、これに5月に25bpの利上げが行われるとの予想を追加したことを反映した。
同社は従来から、今後の利上げ予想に関しては上振れリスクがあると指摘していた。具体的には①財政緊縮がほぼ一段落し、家計の実質可処分所得が再び増加している現在、潜在成長率を下回る経済成長率を維持するために...
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