【QUICK Market Eyes 大野 弘貴、池谷 信久、片平 正二】JPモルガン証券の高田将成クオンツ・ストラテジストらは18日付リポートで、2万8000円前後で膠着する日経平均について、短期需給の改善が続く一方、「保守的な投資家界隈では年末を迎えるにあたり、来年の弱気ストーリー構築が熱気を帯び始めた」との見方を示した。前週の前半の弱気勢による「パニック的」な持ち高調整がペースダウンしたことで、中期の弱気勢が戻り売りで応戦する余力を取り戻しつつあるという。
今週は国内では23日、米国では24日が休場となることから、「短期強気勢が巻き返しを計るかに注目」するとし、2万8500円台に乗せる...
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