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株式市場にも「サムライブルー」旋風 サイバー株が急伸、ハブ株はストップ高

【日経QUICKニュース(NQN) 内山佑輔】国際サッカー連盟(FIFA)ワールドカップ(W杯)カタール大会で日本代表が1日(日本時間2日)、スペインを2-1で破って決勝トーナメント進出を決めた。負ければ1次リーグ敗退という追い詰められた状況での劇的な勝利。2日の株式市場では、11月27日のコスタリカ戦での敗戦でいったんトーンダウンした関連銘柄への物色意欲が改めて強まっている。

サイバーエージェント(4751)は一時7.3%上昇した。インターネットテレビ「ABEMA(アベマ)」で今大会を全試合無料で生中継しており、視聴者や広告収入増加などへの期待が強まった。スポーツ観戦できる英国風パブを展開するハブ(3030)は一時制限値幅の上限(ストップ高水準)となる前日比100円(14.9%)高の769円を付けた。

サッカー熱の高まりで競技人口が増えるとの連想から、サッカー用品のメーカーや販売店にも注目が集まる。スポーツ用品店のゼビオHD(8281)はW杯関連のグッズも展開し、株価は逆行高となった。一方、スポーツ用品メーカーはミズノ(8022)が上昇している半面、アシックス(7936)は下落するなど、これまでの買いの勢いや株価水準などを踏まえた物色の濃淡もみられ、必ずしも全面高とはなっていない。

ドイツ、スペインと優勝経験国を相次いで撃破し、2大会連続で1次リーグ突破を果たした日本。次は初の8強入りを目指し、5日(日本時間6日)にまたもや欧州の強豪国であるクロアチアと対戦する。「勝利へのハードルが一段と高くなり、関連銘柄のさらなる上値余地は限られそう」(国内証券の情報担当者)と冷静な声も聞かれるが、今回の「サムライブルー」は事前予想を覆す奇跡と歓喜を巻き起こしている。関連銘柄の物色がさらに熱を帯びる可能性も十分にあるだろう。

【サッカーW杯の主な関連銘柄】
銘柄名        事業内容           騰落率
キリンHD(2503)  オフィシャルパートナー   ▲ 0.9%
ハブ(3030)     サッカーを観戦できるパブ  9.60%
サイバー(4751)   全試合を無料中継      4.80%
アシックス(7936)  代表選手着用のシューズ   ▲1.5%
ミズノ(8022)    代表選手着用のシューズ   2.00%
ゼビオHD(8281)  関連グッズ販売       1.60%
コナミG(9766)   サッカーゲーム       ▲1.7%
(注)騰落率は1日終値と2日10時時点を比較

 

著者名

日経QUICKニュース(NQN) 内山 佑輔


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