2023年に入って米連邦制度準備理事会(FRB)が利上げを急ぎ、米国10年国債の利回りが上昇した。それに伴って昨年1年間の平均が3.20ポイントだった米10年国債とS&Pハイイールド社債インデックスの利回りスプレッドは、7月5日に5.79ポイントまで拡大している。足元では4.97ポイントまで縮小したが、利回りは趨勢的な拡大期に入った可能性がある。 ハイイールド社債の市況は、今の米国経済にとって非常に重要な指標と言えるだろう。その理由は、経済規模に対して企業債務のウェートが高いからだ。 セントルイス連銀によれば、米国企業の債務残高は6月末に12兆5834億ドルになった。2022年4~6月期の...

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