【日経QUICKニュース(NQN) 編集委員 永井洋一】米国の代表的な「成長株指数」といえるナスダック総合株価指数が22日、10月に付けた年初来安値(1万0321.388)を一時下回った。背景には実質金利の上昇、消えない割高感、スター銘柄の変調という、終わりのみえない3つの「悲劇」がある。いまの投資環境は、成長株50銘柄にマネーが集中し、その後、崩壊した1970年代のニフティ・フィフティ(すてきな50銘柄)相場とうり二つだ。
■GAFAMの存在感低下
QUICK・ファクトセットによれば、11月末時点で米国株全体の時価総額は43.9兆ドル(約5800兆円)。これに対し、アップルなど米巨大I...

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