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【米注目株概況】テスラが7%高、値下げで中国販売が急回復

記事公開日 2023/1/18 08:16 最終更新日 2023/1/18 08:18 米国・欧州 米株 海外株 米注目株概況 NQNセレクト

【NQNニューヨーク=三輪恭久、戸部実華、川上純平】

■テスラが7%高 値下げで中国販売が急回復、競争優位の見方も
17日の米株式市場で電気自動車(EV)のテスラ(TSLA)が反発し、前営業日の13日に比べ7.3%高の131.39ドルを付ける場面があった。6日に中国で値下げ後に販売が急回復していると報道され、買いが入っている。中期的にはコスト競争力の面で優位を保てるとの見方も追い風となっている。

 中国では小型車「モデル3」と多目的スポーツ車(SUV)の「モデルY」を1割ほど引き下げた。一部の報道では引き下げた翌週に販売台数が前の週に比べ6倍に増えたという。テスラは中国のほか米国や欧州などでも昨年から値下げを続けている。

 ゴールドマン・サックスは16日付リポートで「値下げで収益が低下する可能性はあるが、販売台数の拡大につながると予想する」と指摘する。垂直統合型の生産体制をとるテスラは販売台数の増加で生産効率が高まるメリットもあり「低価格でより多くの台数を販売できるのは、競合他社にはマイナス要因になる」とみていた。

 バンク・オブ・アメリカは17日付で、テスラの目標株価を135ドルから130ドルに引き下げた。経済環境の悪化や値下げによる利益率の低下、EV業界の競争激化などを理由に挙げる。一方、「(米インフレ抑制法による)税額控除を適用すると、テスラのEVは他社のEVや同程度の性能があるエンジン車に比べ非常に高い競争力がある」との見方を示し、値下げによる販売台数の増加も見込む。

■ロブロックスが一時15%高 12月の収益指標や利用者数の伸び好感
17日の米株式市場でオンラインゲームを運営するロブロックス(RBLX)が急伸し、一時は前週末比15.3%高の38.30ドルを付けた。17日に発表した2022年12月の単月実績で、ゲーム内のアイテム購入に使う「通貨」の購入額など売上高に将来計上する分を含めた「ブッキングズ」や1日当たりの平均利用者数(DAU)が堅調に伸びた。11月は伸び鈍化を示していたが、成長加速を好感した買いが膨らんだ。

 収益の先行指標であるブッキングズは12月に4億3000万~4億3900万ドルと、前年同月比17~20%増えた。伸び率は11月の5~7%から加速した。DAUは18%増の6150万人となり、こちらも伸び率は11月の15%を上回った。また、月次の業績開示は3月分までとする方針も発表した。四半期ベースの公表は続ける。

 発表を受け、トゥルイスト証券は「利用者数と利用時間の力強い伸びを背景に、12月のブッキングズは多くのアナリスト予想を上回った」と指摘。BTIGは注目指標の予想を上回る伸びやマネタイゼーションの改善を評価。広告事業も堅調を維持し、利益率の向上が見込めると分析した。

■モルガン・スタンレーが7%高 10~12月期決算が市場予想上回る
17日の米株式市場で金融のモルガン・スタンレー(MS)が7日続伸し、一時は前営業日の13日に比べ7.3%高の98.38ドルを付けた。朝方に発表した2022年10~12月期決算で売上高に相当する純営業収益と1株利益がいずれも市場予想を上回り、好感した買いが集まった。

 10~12月期の純営業収益は前年同期比12%減の127億4900万ドルだった。経済環境が悪化する中でM&A(合併・買収)などのアドバイザリー業務に加え、株式や債券の引き受けが落ち込み、主力の投資銀行部門が減収となったことが響いた。一方、QUICK・ファクトセットがまとめた市場予想(125億4000万ドル)を上回った。

 調整後の1株利益も1.31ドルと市場予想(1.25ドル)より多かった。富裕層向け事業の純営業収益が6%増の66億2600万ドルと過去最高を記録した。金利上昇や貸し出しの増加で、純金利収入の伸びが追い風となり、市場予想の62億6000万ドルも上回った。

■ゴールドマン5%安 投資銀行振るわず決算が予想下回る
17日の米株式市場で金融のゴールドマン・サックス(GS)が7営業日ぶりに反落し、一時は前営業日の13日に比べ5.0%安い355.45ドルを付けた。17日朝に発表した2022年10~12月期決算で売上高にあたる純営業収益と1株利益が市場予想を下回り、嫌気した売りが出た。

 純営業収益は前年同期比16%減の105億9300万ドルと、QUICK・ファクトセットが集計した市場予想(107億6000万ドル)に届かなかった。米景気の減速で企業の資金調達やM&A(合併・買収)助言の需要が低迷し、主力の投資銀行業務の手数料収入がほぼ半減した。1株利益は3.32ドルと市場予想(5.56ドル)を大幅に下回った。人件費など営業費用がかさんだのも利益を圧迫した。

 ゴールドマンは業績悪化を受け、人員削減を含む組織再編を進めている。デービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は決算資料の声明で「中核事業の強化や成長基盤の拡大、効率性の改善を実現する組織再編に注力している」と説明した。

著者名

日経QUICKニュース(NQN) 三輪 恭久

著者名

日経QUICKニュース(NQN) 川上 純平

著者名

NQNニューヨーク 戸部 実華


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