【日経QUICKニュース(NQN) 佐藤梨紗】14日発表の1月の米消費者物価指数(CPI)は、今後の米連邦公開市場委員会(FOMC)を占う指標として、いつにも増して市場参加者の関心が高い。3月とその次である5月のFOMCは2会合連続の0.25%利上げ予想が大勢となっており、さらに6月13~14日のFOMCでも「利上げ」が「据え置き」予想を追っている。
■3、5月は「2会合連続利上げ」が大勢
米金利先物の値動きから米金融政策を予想する「Fedウオッチ」によると、3月のFOMC後の政策金利予想は「4.75~5%」の確率が9割前後に達している。現在の政策金利は4.5~4.75%なので、市場参...
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