【松島 新(米ロサンゼルス在住)】
◇サラダ食べられない、英スーパーからレタス消える
米ワシントン・ポスト紙は23日、英国の一部のスーパーマーケットの商品棚からレタスが消えたと報じた。エネルギー価格高騰が英国の農家に影響したほか、南欧と北アフリカの天候不良が原因だとしている。サラダの材料であるトマト、キュウリ、胡椒も品薄で、大手スーパーは販売を制限していると伝えた。
(https://www.washingtonpost.com/world/2023/02/23/uk-tomato-salad-shortage-supermarkets/)
◇FTX創業者、連邦地検が追起訴
米CNBCは23日、暗号資産(仮想通貨)交換業FTXの創業者サム・バンクマンフリード被告に対しニューヨークの連邦地検が新たに4件の罪で起訴したと報じた。起訴状にFTXと関連会社アルメダ・リサーチの詐欺行為が詳細に記載され、政治献金の具体的な記述があったとしている。追起訴で量刑が40年増える可能性があると伝えた。
(https://www.cnbc.com/2023/02/23/ftx-founder-sam-bankman-fried-hit-with-new-criminal-charges.html)
◇米歌手R・ケリー、性犯罪で20年禁固刑
米ニューヨーク・タイムズ紙は23日、米歌手R・ケリー被告が14歳の少女を性的虐待する3本のビデオを制作した罪などでシカゴの連邦裁判所が禁固刑20年を言い渡したと報じた。ニューヨーク・ブルックリンの裁判所で昨年、売春目的の人身売買罪などで禁固刑30年の判決が出ており、今回の20年量刑のうち19年については連邦刑務所で同時に執行されるとしている。
(https://www.nytimes.com/2023/02/23/arts/music/r-kelly-sentenced-federal-child-sex-crimes.html)
◇米軍、台湾駐留部隊を4倍超に
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は23日、米軍が台湾に駐留する部隊を4倍超拡大すると報じた。中国との緊張を背景に、1年前に30だった部隊を100~200に増やす計画だとしている。台湾軍の戦略と武器使用を訓練し台湾の防衛力を強化すると伝えた。
(https://www.wsj.com/articles/u-s-to-expand-troop-presence-in-taiwan-for-training-against-china-threat-62198a83?mod=hp_lead_pos1)
◇欧州委、公用端末でのTikTok利用禁止
英フィナンシャル・タイムズ紙は23日、欧州委員会が職員の公用端末での中国系動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」利用を禁止したと報じた。セキュリティ上の理由から公用端末からTikTokアプリを削除、私用端末から公用メール・アカウントを削除するよう指示したとしている。3月15日から公用端末でスカイプ・アプリや公用メールが使用できなくなると伝えた。
(https://www.ft.com/content/e733a3c7-dd0c-4e64-8f69-68f615e52ad5)
◇世銀総裁候補にマスターカード元CEO
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は23日、バイデン米大統領が世界銀行の次期総裁候補としてインド系米国人実業家でマスターカード元最高経営責任者(CEO)のアジャイ・バンゴ氏を指名したと報じた。承認されれば、トランプ前大統領が指名したマルパス総裁の後任に就くとしている。最大の資金拠出国である米国は伝統的に世銀総裁を選んでいると伝えた。
(https://www.wsj.com/articles/biden-to-nominate-former-mastercard-executive-ajay-banga-to-lead-world-bank-ad1670ec?mod=hp_listb_pos1)
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