【QUICK Market Eyes 池谷 信久、片平 正二】足下の債券市場では中長期債の金利上昇が目立ち始めている。SMBC日興証券の森田長太郎氏は、中短期金利の緩やかな持ち上がりは、「米金利のターミナル金利切り上げの動きと連動し始めているようにも見える」と指摘する。同氏は中短期ゾーンのグローバル連動を促す一つの要素は為替水準だとみている。足元では円安が1ドル=135円台まで進んだことで「日銀の緩和正常化措置をより促す環境が再び生じつつある」という。
この為替水準は「日銀のイールドカーブコントロール(YCC)追加修正で想定される数円幅での円高に対して、十分なバッファーを持った水準」であり、...
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