【QUICK Market Eyes 片平 正二、川口 究】24日に衆院で次期日銀総裁候補の植田和男氏の所信聴取が行われ、「日銀が行っている金融政策は適切。金融緩和を継続し、企業が賃上げできる環境を整える」と述べ、2%の物価目標については「持続的・安定的に達成するには時間がかかる」と説明して金融緩和を維持する姿勢が示された。大和証券は27日付のリポートで「4月の就任直後にイールドカーブ・コントロール(YCC)を解除するなどのサプライズ的な政策変更はないと予想している。すでに市場ではYCC解除は織り込まれつつあると思うが、自然と政策変更を織り込ませ、時間をかけて解除される可能性が高いだろう」との...
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