【日経QUICKニュース(NQN) 三好理穂】2月の外国為替市場は大幅な円安・ドル高で終えそうだ。物価や景気の想定外の強さを背景に米連邦準備理事会(FRB)が利上げを長引かせるとの見方が強まるなか、日銀総裁候補として注目を浴びた植田和男氏が現状維持を主張する「安全運転」に徹したことで円買い・ドル売りが失速。日米で金融政策の溝はすぐに埋まらないとの認識が広がり、相場の流れに逆らう「逆張り」姿勢を保つ個人投資家にも戸惑いが生じつつあるようだ。
円は対ドルで2月28日昼時点まで1月末から約4.5%下落した。このまま終えれば、2022年10月以来4カ月ぶりに月間での円安・ドル高となる公算が大きい。2...
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