【松島 新(米ロサンゼルス在住)】
◇ケチャップで飢え凌ぐ、海で24日間漂流の男性
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は3日、24日間に渡り海で漂流した47歳のエルビス・フランソワ氏はケチャップなどで飢えを凌いだと報じた。借りたボートが故障して遭難、カリブ海で救出されるまでケチャップと調味料を食べ、汚れた水を飲んで生き延びたとしている。ハインツはフランソワさんのためにボート購入資金を集めるキャンペーンをソーシャルメディアで始めたと伝えた。
(https://www.wsj.com/articles/lost-at-sea-for-24-days-this-man-survived-on-ketchup-seasoning-and-dirty-water-ac2ef753?mod=hp_featst_pos4)
◇メタ、VRヘッドセットを大幅値下げへ
米CNBCは3日、メタ・プラットフォームズがVRヘッドセットを大幅値下げすると報じた。メタクエスト2の小売価格を499.99ドルから429.99ドルに、メタクエスト・プロを1499.99ドルから999.99ドルに引き下げるとしている。米国とカナダは3月5日、残る国・地域は3月15日から新価格になると伝えた。
(https://www.cnbc.com/2023/03/03/meta-quest-pro-vr-headset-gets-price-cut.html)
◇屠畜場が13歳を違法雇用、家族は代償支払いへ
米ワシントン・ポスト紙は3日、米ネブラスカ州の家畜が盛んな町の食肉加工場が13歳の未成年者を違法に雇用していたと報じた。労働省が調査したところ、8つの州の屠畜場で13歳~17歳の102人を雇用していたとしている。会社は処分を受け、移民である家族は強制送還や禁固刑に直面すると伝えた。
(https://www.washingtonpost.com/business/2023/03/03/child-labor-workers-fallout-migrants/)
◇ノンフライヤーがブーム、食品メーカーが便乗
米CNBCは5日、油を使わず揚げ物を調理するノンフライヤーがブームだと報じた。インフレの伸びが抑制し値上げへの圧力が強まる中、成長分野を模索するネスレ、タイソンフーズ、ゴートンズ・シーフードなど食品メーカーはノンフライヤー向け食品を強化したとしている。ネスレの調査によると、健康志向を背景に米国の60%の世帯がノンフライヤーを所有していると伝えた。
(https://www.cnbc.com/2023/03/05/nestle-tyson-air-fryer-boom.html)
◇日本の地方に少子化問題の解決策、視察団に73ドル
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は3日、人口5700人の岡山県奈義町に日本の少子化問題の解決策があったと報じた。日本の昨年の出生数は1899年以降で初めて80万人を割ったが、奈義町の2019年の出生率は2.95と、全国でトップクラスだったとしている。韓国を含め視察者が多いため、奈義町は視察団に一律73ドルと1人あたり7ドル30セントを徴収、クレジットカードでの支払いは出来ないと伝えた。
(https://www.wsj.com/articles/japan-low-birth-rate-babies-nagi-80f2bd02?mod=hp_featst_pos5)
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