2022年12月、中国がなし崩し的に厳格なゼロコロナ政策を解除してから、既に3カ月が経とうとしている。 正直なところ、感染者の激増により大きなダメージが中国経済に及ぶのではないかと考えていた。しかし、今のところゼロコロナ解除のインパクトは、感染の急拡大による経済の失速として表れるのではなく、経済の正常化を背景とした景気の拡大へ貢献している模様だ。2月5日から年1度の全国人民代表大会(全人代)が開幕したが、新型コロナは過去のものとなった印象だ。 いま、中国が直面しているのは、より長期的な課題に他ならない。 最も重要なポイントは人口動態だ。2022年末の中国の人口は14億1175万人で、初め...
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