【日経QUICKニュース(NQN) 長谷部博史】外国為替市場で、欧州通貨の見通しがさえない。スイスの金融大手UBSがクレディ・スイス・グループを救済買収することで合意したのを受け、足元では主要通貨に対するユーロ買いが優勢で、21日にユーロは対ドルで約1カ月ぶりの高値を付けた。だが、欧米の金融システム不安は依然くすぶる。当局が主導する金融機関の救済策が、かえって欧州のリスクを意識させる展開につながれば、ユーロ相場の重荷となる可能性もある。 21日の海外市場で、ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0789ドル近辺と2月中旬以来、約1カ月ぶりのユーロ高・ドル安水準をつけた。19日にクレディ・...

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