【日経QUICKニュース(NQN)】アイザワ証券グループ(8708)は24日、未定としていた2023年3月期(今期)の期末配当を13円と、前期実績の15円から減額すると発表した。中間配当の13円と合わせた年間配当は26円(前期実績は28円)を計画する。
あわせて、役員報酬の減額も発表した。4月から9月まで藍沢卓弥社長は報酬月額の40%を減らす。その他の取締役や執行役員、子会社のアイザワ証券の役員らも同期間の報酬を5~25%減額する。「23年3月期の業績を真摯に受け止め、経営責任を明確にするため」と説明している。
アイザワ証Gが1月に発表した22年4~12月期の連結決算で最終損益は12億円の赤字(前年同期は32億円の黒字)だった。