【日経QUICKニュース(NQN)】半導体関連株が安い。ディスコは前週末比690円(4.5%)安の1万4610円まで下落した。国内外の金利低下を背景に半導体株への物色が続いたため、きょうは関連銘柄に利益確定売りが出ている。米原油先物相場が日本時間3日に上昇しており、インフレの高止まりで米金利が再び上昇するとの見方も重荷となった。
東エレク(8035)やレーザーテク(6920)なども安い。しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹シニアファンドマネージャーは「欧米の金融不安から米物価高と利上げの動向に市場の関心が移りつつある。そこに米原油先物の上昇が重なり、インフレの高止まりで米金利が上昇するとの警戒から半導体関連株に売りが出やすかった」とみていた。