【松島 新(米ロサンゼルス在住)】
◇助け求めたが走り去る、IT起業家が路上で刺され死亡
米ニュースサイトのサンフランシスコ・スタンダードは6日、IT起業家のボブ・リー氏(43)が4日未明に米サンフランシスコ市内の路上で何者かに刺され死亡したと報じた。駐車中の白い乗用車に助けを求めたが、ドライバーは傍観したまま走り去ったことを入手した監視カメラで確認したとしている。リー氏は「助けて」と緊急通報、警察の到着時に意識はなかったと伝えた。リー氏は決済サービス「Cash App(キャッシュアップ)」を開発し、米決済大手のブロック(旧スクエア)の最高技術責任者(CTO)を務めた。
(https://sfstandard.com/criminal-justice/video-appears-to-show-mortally-wounded-cash-app-creator-bob-lee-looking-for-help-in-downtown-san-francisco-after-stabbing/)
◇年初から既に478件の竜巻、米国26州で
米NBCニュースは6日、米国の26州で今年少なくとも計478件の竜巻発生が確認されたと報じた。米国立気象局(NWS)がまとめたもので、2008年と2017年と並び過去最多水準だとしている。米南部の暖冬が竜巻の多発をもたらしたと専門家が話していると伝えた。
(https://www.nbcnews.com/science/science-news/tornado-season-2023-strong-start-rcna78394)
◇米国立公園の入場料、コンサル会社に意外な恩恵
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は6日、米国立公園の入場者が急増したが、入場料の多くはコンサルティング会社ブーズ・アレンの収入になっていると報じた。国立公園内のキャンプ場予約などに使うウェブサイトはブーズ・アレンが運用、2018年10月から2022年11月までの期間に1億4000万ドル(約184億円)を請求したとしている。国立公園の利用者は入場料が施設改善などに使用されると考えているが、意外にもブーズ・アレンの恩恵になっていると伝えた。
(https://www.wsj.com/articles/national-park-fees-booz-allen-68d4d6d8?mod=hp_lead_pos4)
◇ベルルスコーニ伊元首相は白血病
英フィナンシャル・タイムズ紙は6日、イタリアのベルルスコーニ元首相が白血病と診断されたと報じた。医師が明らかにしたもので、86歳の元首相はミラノの病院のICU(集中治療室)で肺炎の治療を受けているとしている。ベルルスコーニ氏は過去の健康不安や法的トラブルにも関わらず、政治家を続けていると伝えた。
(https://www.ft.com/content/4fdb6267-e96c-470e-92a0-a99cde989228)
◇グーグル、検索エンジンに対話AI搭載へ
米ウォール・ストリート・ジャーナル紙は6日、米グーグルが検察エンジンに対話AI(人工知能)を搭載する計画だと報じた。ピチャイ最高経営責任者(CEO)がインタビューで語ったもので、大規模言語モデル(LLM)と呼ばれるプログラムをユーザーが直接利用できるようになる可能性があるとしている。マイクロソフトは先行して検索エンジン「Bing」にチャットGPTの技術を搭載したが、ピチャイCEOは脅威にならないと述べたと伝えた。
(https://www.wsj.com/articles/google-ceo-sundar-pichai-says-search-to-feature-chat-ai-2fa0f54c?mod=hp_lead_pos7)
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