【日経QUICKニュース(NQN)】ホームセンター大手のDCMホールディングス(3050)は11日、2024年2月期(今期)の連結純利益が前期比3%増の187億円になりそうだと発表した。自社ブランド商品を伸ばし、業務効率化を進める。
売上高は4%増の4940億円、営業利益は3%増の310億円の見通し。電子商取引(EC)事業の回復も図る。年間配当は前期と同じ40円(中間20円)の見込み。同日発表した23年2月期の連結決算は売上高が7%増の4768億円、純利益が4%減の181億円だった。
同時に中期経営計画や自社株買い、株式消却も公表した。中計は最終年度の26年2月期に売上高5500億円、純利益228億円を目指す。自社株買いは500万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.59%)、金額で50億円を上限とした。自社株750万株(発行済み株式総数に対する割合4.78%)を28日に消却する。